未来ビジョンの意義
豊田市議会自民クラブ議員団は、「家族が幸せに暮らしていける潤いと安らぎのある豊かな豊田市を創ること」を理念に掲げ、社会経済の変動に翻弄されることのない品格と風格にあふれた多様な豊かさを生み出す都市を目標に、多様な主体の自立とつながり（連携）によるまちづくりを推進しています。これまでに、「未来ビジョン」（2010年11月）の策定を始め、４年ごとに２回の改訂を行い、その実現に向けて取り組んできました。
近年、豊田市は、基幹産業である自動車産業の構造が急速に変化していることに加え、新型コロナウイルス感染症への対応、気候変動、少子化・高齢化といった課題に直面しています。
このような社会情勢の変化に対して柔軟で迅速な対応を図りながら、現在の豊田市を未来につなげていくための指針となるよう、今回、新たに「未来ビジョンⅣ」を定めました。
豊田市の将来のあるべき姿
【 ひと くらし まち つなげる未来 】人口が減少局面に転じ、生活様式や価値観が多様化する中、先人から受け継ぎ、成熟しつつある私たちの豊田市を、より良い形で子どもや孫、さらに次の世代に引き継げるよう、これまでの「ひと」「くらし」「まち」の3つの視点に加え、『つなげる』ことを意識したまちづくりを進めます。
・多様な地域の均衡ある発展
・定住・移住したくなる魅力づくり
・安心して暮らし続けられる福祉の充実
・多様なイノベーションや産業が創出される創造性の高い都市
・「ＳＤＧｓ未来都市とよた」の推進と持続的に発展するまちの実現
・大規模イベントの開催効果の継承発展
・将来にわたる安定的な財政基盤の確立
・明日の豊田市を担う人材の育成